リウマチの薬の副作用のなかで、特に口内炎、口唇ヘルペスの対策として、
ブロッコリーで凌いだ経験を記したいと思います。
◆◆ブロッコリーと口内炎 ◆◆ | |
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きっかけ |
平成11年の暮れ頃から、リウマトレックスを飲み始めてそろそろ一ヶ月になる頃、上唇にヘルペスが出来ました。
疲れが溜まっていたり、胃が悪かったりで一年に2.3回位出ていたので、最初はそれだろうと思っていました。 ところがその上に、次々と小さな口内炎が出てきたのです。 口内炎には「葉酸」が処方されるそうですが、当時そのような知識は私にはありませんでした。 この葉酸は、リウマトレックスの効き目を悪くするとか言われています。 |
ラジオで |
そんな時、丁度ラジオでブロッコリーで口内炎が治ったと言う話しを聞きました。
早速、ブロッコリーを買ってきて、1個を朝昼晩と3回に分けて食べたのです。 さすが一日に1個は多くて、気分が悪くなりました。 とうとう、3日で止めてしまったのです。 |
効き目が |
私の場合ヘルペスは、約2週間は治りません。
ところがブロッコリーを食べてしばらくすると、乾くように治ってしまったのです。 気がつくと2.3個出来ていた口内炎も治っていました。 その時、ブロッコリーの力を感じたのです。 |
適量が分かる |
一日にどれくらい食べれば、ヘルペスや口内炎が抑えられるか、それから試行錯誤が始まりました。
嫌いではないが、そんなに好きでもないブロッコリーです。
それにたくさん食べたからと言って、よいわけではありません。 その内に、自分に合った分量が自然と分かってきました。 1個を5〜6等分して(茎も含む)、それを毎日一つ分食べる。 後は冷凍をしておき、朝 冷凍庫から出して自然解凍して食べるのです。 |
薬のように |
3年ほどそれを毎日、実行しました。
何処かへ出掛けると、お土産は必ず「ブロッコリー」です。 冷蔵庫の中のブロッコリーが少なくなってくると、不安になったものです。 時々食べるのを忘れたりすると、必ずヘルペスが顔を覗かせます。 次第にブロッコリーを見ると、ムカムカするようになってきました。 それでも、「くすり くすり」と言いながら続けました。 |
いつの頃か |
4年目に入った頃から、徐々にCRPが上がりだしリウマトレックスの効き目に陰がさしかけた頃です。
1日や2日食べなくても、ヘルペスは出なくなったのです。
といっても、まったく食べないとやはりヘルペスは出ます。 出ると慌てて食べ、そんなことを繰り返しているうちにいつの頃でしょうか。 とうとう食べなくても、出なくなっていたのです。 その後、CRPは5・45まで上がったものの、また少し下がりかけて現在に至っています。 そして、口内炎もヘルペスもでておりません。 |
ブロッコリーにはビタミンの一種である葉酸が多く含まれており、それがよかったのでしょう。
なおブロッコリーの新芽「スプラウト」に関しては、試していませんので良く分かりません。
ブロッコリーのビタミンは「水溶性ビタミン」で、水に溶けやすい性質があります。
房を小分けして、電子レンジで加熱すればビタミンも失われません。
今は便利な冷凍ブロッコリーもあり、これを利用すれば便利ですね。