副作用

リウマチの薬の副作用のなかで、特に口内炎、口唇ヘルペスの対策として、
ブロッコリーで凌いだ経験を記したいと思います。

ブロッコリーと口内炎

きっかけ
平成11年の暮れ頃から、リウマトレックスを飲み始めてそろそろ一ヶ月になる頃、上唇にヘルペスが出来ました。
疲れが溜まっていたり、胃が悪かったりで一年に2.3回位出ていたので、最初はそれだろうと思っていました。 ところがその上に、次々と小さな口内炎が出てきたのです。
口内炎には「葉酸」が処方されるそうですが、当時そのような知識は私にはありませんでした。 この葉酸は、リウマトレックスの効き目を悪くするとか言われています。
ラジオで
そんな時、丁度ラジオでブロッコリーで口内炎が治ったと言う話しを聞きました。
早速、ブロッコリーを買ってきて、1個を朝昼晩と3回に分けて食べたのです。
さすが一日に1個は多くて、気分が悪くなりました。
とうとう、3日で止めてしまったのです。
効き目が
私の場合ヘルペスは、約2週間は治りません。
ところがブロッコリーを食べてしばらくすると、乾くように治ってしまったのです。
気がつくと2.3個出来ていた口内炎も治っていました。
その時、ブロッコリーの力を感じたのです。
適量が分かる
一日にどれくらい食べれば、ヘルペスや口内炎が抑えられるか、それから試行錯誤が始まりました。 嫌いではないが、そんなに好きでもないブロッコリーです。
それにたくさん食べたからと言って、よいわけではありません。
その内に、自分に合った分量が自然と分かってきました。
1個を5〜6等分して(茎も含む)、それを毎日一つ分食べる。
後は冷凍をしておき、朝 冷凍庫から出して自然解凍して食べるのです。
薬のように
3年ほどそれを毎日、実行しました。
何処かへ出掛けると、お土産は必ず「ブロッコリー」です。
冷蔵庫の中のブロッコリーが少なくなってくると、不安になったものです。
時々食べるのを忘れたりすると、必ずヘルペスが顔を覗かせます。
次第にブロッコリーを見ると、ムカムカするようになってきました。
それでも、「くすり くすり」と言いながら続けました。
いつの頃か
4年目に入った頃から、徐々にCRPが上がりだしリウマトレックスの効き目に陰がさしかけた頃です。 1日や2日食べなくても、ヘルペスは出なくなったのです。
といっても、まったく食べないとやはりヘルペスは出ます。
出ると慌てて食べ、そんなことを繰り返しているうちにいつの頃でしょうか。
とうとう食べなくても、出なくなっていたのです。
その後、CRPは5・45まで上がったものの、また少し下がりかけて現在に至っています。 そして、口内炎もヘルペスもでておりません。

ブロッコリーのアイコン

あとがき

ブロッコリーにはビタミンの一種である葉酸が多く含まれており、それがよかったのでしょう。
なおブロッコリーの新芽「スプラウト」に関しては、試していませんので良く分かりません。

ブロッコリーのビタミンは「水溶性ビタミン」で、水に溶けやすい性質があります。
房を小分けして、電子レンジで加熱すればビタミンも失われません。
今は便利な冷凍ブロッコリーもあり、これを利用すれば便利ですね。


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