頚椎障害

頚椎固定手術の体験談もあります


  リウマチは手足の次に、頚椎に来る場合が多いようです。
私も例外ではなく、割合早い時期に頚椎に来ました。
運が悪く固定手術をすることになりましたが、こうならない為に注意すべき点を幾つかあげましたので、参考にしてくださいね。

◆その1
下を向く姿勢をなるべくとらない。
といってもこれがなかなか難しい。
読書などは、首を真っ直ぐ保つために、ブックラックを使うとよい。
長時間下を向いて仕事をしない、料理をする時は椅子に座ったりして工夫すると良いでしょう。
手芸が趣味だった私は、このために頚椎の変形が加速したものと思われます。

◆その2
枕は使わない
バスタオルをたたんで、枕の替わりに使う。
私は横を向いて寝るのが好きなので、横を向く時は枕、上を向く時はバスタオルと、二つ並べて交互に移動してました。

◆その3
足を上げた反動で起きあがらない。
リウマチさんは、手(特に肩、肘)が痛いと、体を支えられないので、足を上げた反動でヒョイと起きあがる事があります。
これは大変首に負担がかかるのでやめましょう。

◆その4
カラーを使いましょう
頚椎が悪くなると、肩こり、頭痛、吐き気等、不快な症状が現れます。
家にいる時だけでも、付けているとこのような症状は軽減します。



カラー カラー
★ソフトカラーは夏になるとあついのですがこれは夏でも下にガーゼをつけると大丈夫です
★顎受けのついたフィラデルフィアカラーです

カラーをつけたところ
★フィラデルフィアカラーをつけたところ
顎が動かないので、首がより固定されます
でも食事がしにくい!


頚椎固定手術をした私の体験をまとめてみました。
(是非読んでネ)

頚椎固定手術その1

頚椎固定手術その2

頚椎固定手術をしたレントゲン写真です
画像をクリックすると大きく表示されます。

レントゲン写真


余談
●固定手術をすれば上下左右に首を動かすことが出来ません。
というものの背中を丸めれば屈めますが、
そういう姿勢も絶対にしてはいけないということです。
手足に痺れが出てきますのでやめましょう。

●固定手術をすると、全身麻酔をする場合「気道確保」が大変です。
こういうリスクがあるのも覚悟しておかなければなりません。

「気道確保」とは全身麻酔をすると筋肉が緩み舌が気道を塞ぎます。
その場合は首に枕を当てると頭が下がりそれを防ぐ事が出来ますが
固定手術をすると頭が下がりません。そこで予め呼吸が出来るようにチューブを通すのです。
これは私が先生からお聞きしたことです。


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